3月 282012
 

私の母は金運アップの商品に目がありません。我が家は貧しく、母はずっと働きづめでした。仕事が好きだと言う母。その言葉に嘘はないのでしょうが、年をとり体力的にもきつくなったのはあるのでしょう。働いても働いても報われない現状の打開策として母がはまったのは金運アップの商品でした。
金運アップの広告を見つけては商品を申し込み、気がつけば我が家に母の購入した商品が多く見られるようになっていました。最初は趣味もない母の気晴らしになればと思って黙認していたのですが、次第に金運アップ関連のダイレクトメールが頻繁に送られてくるようになり、母の購買欲がおさまりそうもない現状に私は恐怖を感じ始めました。
金運アップの商品の値段はピンからキリまであって、高価な物になると何十万にもなるのです。初めは母も少額の物を買っていたのでしょうが、いつの間にか歯止めがきかなくなっていたようでした。
こんな風になるまで母の事に気づかなかった自分を責めました。家計はさらに輪をかけて火の車になっていました。幸い、他の家族にはまだ気づかれていないようでしたので、私は母を説得し続けました。随分と喧嘩になりましたが、しばらくすると母も気づいたのか買い物への衝動は落ち着きました。
今も金運アップの広告などを見て欲しいなと言います。しかし前のように実用性がないものは買わなくなり、値段も手頃な物を購入しているので私も容認しています。
金運アップという言葉は魅力的です。特にお金がない人達にとってその言葉の効力は絶大です。藁にもすがる思いで皆は信じようとするのでしょう。
何を信じて何を信じないかは自身の判断に委ねられます。商品を購入する事によって本当によい方向に事態が向かう人も中にはいるかもしれません。
私個人も初詣に行って金運アップのおみくじを引いたりします。おみくじの中には金運アップの小さなストラップが付いているので、大事に持ってたりします。別段信じてもいませんが、もしもですが金運が上がればなというささやかな期待を抱いてしまうのは否めません。効果があったかと言われればわからないとしか言え
ませんが、こういった物を持つのは本人達の自己満足なのでしょう。効果があったかどうか判断するのは結局の所、商品を購入した自分なのですから。
金運アップという言葉に惹かれ、商品を購入する前に、一度落ち着いて考えてみましょう。絶対お金を手に入れたいと思わない事が大事なのです。

3月 192012
 

学生時代に留学していた経験のある私は、ずっと自分の英語能力や検定試験の実力を使って何か仕事がしたいと思ってきました。しかし大学卒業後に就職した会社ではその能力がほとんど生かせず、上司に相談しても「いつかきっと海外進出するから」と答えるのみ。30代を過ぎたころに思い切って自分の手で何かをしようと動き出しました。それにはリスクも必要ですが、まずは腕試しということで副業と言う形からスタートすることに。というのも、会社の仕事と並行して自分の余暇を使って翻訳仕事を引き受けることを始めたのです。自分の大学時代の恩師の紹介などもあって、雑誌の翻訳から絵本、論文、書籍に至るまで、副業としてあたるには勿体ないくらいの仕事にもありつけました。今では毎月5万から7万ほどの収入になっています。そして最近になって、この副業が自分の首を絞めるどころか、かえって会社の仕事の息抜きのような存在として自分を元気に盛りたててくれていることにも気付き始めました。健康的な副業は人を健康にしてくれます。それは究極的な責任が伴わないから、と言われればそれまでですが、一方で自分の隠れた才能を目に見える形で引き出せるという歓びもあるような気がします。

3月 042012
 

近年、「婚活(こんかつ)」という言葉を使う人が増えてきました。婚活に限らず、「朝活(あさかつ)」や「就活(しゅうかつ)」など、ある言葉に「活」という文字を加えて短縮した言い方が増えています。ちなみに婚活は結婚活動の略です。朝活は朝の出勤前などの時間を利用して活動することを意味し、就活は就職活動を意味します。

ではこの婚活、いつ頃から使われている言葉なのでしょうか。これは、2007年頃から学者とジャーナリストが少子化対策の一環として提唱し始め、それが徐々に定着したものと考えられます。2008年には婚活をテーマにした書籍がベストセラーになり、婚活は爆発的にその知名度を上げる事になりました。2008年と2009年には、あの有名な流行語大賞にもノミネートされるなど、「婚活」という言葉は市民権を得た言葉であると言えるでしょう。もはや知らない人が少ないと言っていいほど、広く国民に認識され、浸透しています。

婚活の意味する結婚活動は、何を指しているのでしょうか。一昔前までなら、結婚活動として一般的に認識されていたのは「お見合い」くらいのものでしょうか。しかし、「婚活」が意味する結婚活動は、もう少し広い意味合いが含まれています。すなわち、お見合いだけでなく、理想の相手に出会うための行動全てが含まれます。例えば自分を磨くためにエステに通ったりジムに通ったりする、知識を付けるために勉強する、お洒落になるためにファッションに詳しくなる、料理の腕を磨くために料理教室に通う、結婚資金を貯める、など、これら全てが婚活に含まれるものであると思われます。婚活の一番の目的は、もちろん理想の相手と出会うということですが、婚活という言葉には、上記のような「手段」も含まれているのです。

ところで、最近のインターネットの普及率は凄まじく、こちらも市民権を得た状態であると言えます。街を歩けば携帯電話やスマートフォン、さらにはノートパソコンを使ってインターネットを利用している人を良く見かけます。インターネット利用者は、それらのデバイスを使ってメールや情報収集、ブログの投稿や閲覧、オンラインゲームやアプリケーションのダウンロードなどを行っています。そのような行為が日常である場合が多く、インターネットなしでは生活することが難しい人もいるでしょう。もはやインターネットは国民にとってなくてはならない存在であると言えます。

婚活とインターネット、この二つの新しい言葉が、融合しました。インターネットを使って、理想の相手を探すことができるようになったのです。

インターネット上のサービスで、snsというものがあります。snsとは、ソーシャルネットワーキングサービスの略で、人と人とのつながりをアシストしてくれる類いのものです。snsでは、自分の顔写真やプロフィールなどを登録し、不特定多数に公開し、知人・友人とつながることができます。また、公開範囲を制限し、自分と知り合いの可能性が高い人しか閲覧することができないように設定することもできます。

snsを使えば、共通の趣味や考え方を持った人同士が集まりやすく、これまで地理的にも世代的にも出会うことが難しかったような人と出会うことが可能となりました。

snsには、ある特定の分野に興味を持っている人たちが集まる「コミュニティ」という場が提供されています。そこには共通の趣味を持ったsns会員が集まりやすく、そこで大いに盛り上がることができるというものです。趣味の数だけ、いや、趣味の数以上にコミュニティは存在します。同じ趣味でも、その深さや熟練度によって、様々な種類のコミュニティが作られることが多いです。

このsnsを、婚活に利用したサービスが人気を博しています。上記の通り、snsではこれまで通常出会うことができないと考えられていた人が出会うことがあります。その出会いやすさ故、それを婚活に使わない手はありません。これまでの婚活のようにごく少数とのお見合いしかできないようなものではなく、インターネット上のsnsを利用することにより、可能性は無限に広がるでしょう。「婚活」と「sns」を上手に利用し、理想の相手と巡り会えるように努力していきましょう。