8月 112012
 

プラセンタは、「胎盤」という意味の英語で、その語源は、ローマ人が食べていた丸い形のお菓子が胎盤の形に似ていたため、胎盤をプラセンタと呼ぶことになったようです。

しかし、現在注目されているプラセンタとは胎盤そのものではなく、主に胎盤から抽出した栄養素や成長因子などのことを指し、その胎盤由来の成分には美白効果などの美容成分や、ホルモンバランスに働きかける効果、代謝機能を促進する効果などがあることが分かり、美容や健康の分野で活用されている成分になります。

哺乳類の胎盤は、受精卵が分裂してできた物で、出産まで母体から栄養や酸素を胎児に送るという大切な役目を持った器官です。また、ホルモンを作ったり、免疫力を支援するなど、哺乳類にとっては重要な働きをも担っています。

哺乳動物の多くは、出産後に胎盤を食べる習性があると言われています。身近なところでは、犬や猫の出産をご覧になったことがある方は思い当たることがあるのではないでしょうか?

ヒトでも、民族によっては産後に胎盤を産婦自身や家族が食べるという胎盤食の文化を持っています。これは、胎盤が持つ栄養素を身体に取り入れるためであり、胎盤は栄養食と古くから考えられていたためです。また漢方薬としても利用されてきた歴史があります。

現在のようにプラセンタが普及した背景には、組織療法の発明なくしては語ることができません。組織療法は旧ソ連のフィラトフ博士の「生物原刺激素」を使用して行う治療法として始められ、その治療にプラセンタが使用されました。その後、日本にも伝わり、組織療法として導入されました。また、別のルートで稗田憲太郎博士が「冷蔵胎盤しょう液療法」として開発しました。

現在のプラセンタは、医療の分野のみならず、美容や化粧品にまで使用されており、私たちにも手軽に摂取できるようになっています。しかし、その分だけ詳しいことが分からずに摂取されている方も多いのではないでしょうか? プラセンタについて詳しく知ることは、効果的な利用ができる一歩となることでしょう。

 

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